問題No.1946 【推理クイズ】コーンクライシス

出題者：斑猫◆[74f1620]

世界中で２０万人が死んだ脳下垂体肥大症候群。通称QES。
国際医療機関はQESについて原因不明としている。
しかしグローバルミール社の遺伝子組み換えコーンがその原因だ。
とれたてを生で食べたときだけ発症する。
QES発症成分は収穫後1時間でコーンから消滅する。
GM社は農場で栽培中だったコーンをすべて処分して証拠隠滅を図った。

国内のGM社研究農場から盗んだ１本のコーンを持って
山藤は全力で車をとばす。
一刻も早くこのコーンを赤木博士に届けなければ。
む････道路工事か。ゆっくりスピードを落とす。
作業員が誘導灯を高く掲げている。
ドーン！後ろの車が追突してきた。
押し出された車は工事現場に突っ込み
動きがとれなくなる。
ダーンダーン！・・・さっきの作業員が撃ってきた！？
砕け散るフロントガラス。山藤は車を飛び降りた。
くそう・・・GM社が雇った殺し屋たちだ。
なんとかコーンを隠さなければ。
どうする？

電話のむこうから銃声が響く。
「・・・・・コーン・・・・隠した・・・・・。」
山藤からの通話はそこで切れた。
かけつけた赤木が見たのは
道路工事現場につっこんで炎上する乗用車。
運転席には山藤の死体。
炎が激しくて近づけない。

赤木は燃え続ける車の周囲を必死で探した。
林とか花壇とか街路樹とか
投げ込んで隠せるような場所はない。
あたりは建物もなく舗装された地面だけ。
ガードレールも歩道もない。
あるのは道路標識・街灯・電柱・・・・・。
工事現場の土も掘り返した。
マンホールや排水溝も開けてみた。
工事看板・停止サイン・発光ロープ・・・・・。
あたりに人影はなく車も通らない。
離れた場所に唯一停まっていた工事車両も調べた。
しかしコーンはみつからない。
殺し屋に奪われたのか？
あの炎の中なのか？
こんなとこに他に隠す場所が・・・・そうか！！！

コーンを見つけた赤木は自分の研究室に急いだ。
コーンを食べた実験用マウスはQESを発症した。
赤木博士の告発をうけた検察庁は
即座にGM日本支社の強制捜査を行った。
後日GMの幹部役員全員が逮捕された。

問題　コーンはどこにあったのか？
　　　　６文字でお答えください



※　問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実際に存在するものを示すものではありません。

コーンクライシスへの最新コメント

素晴らしいヒントですね（笑）

私は正式名称の方しか知りません。

ほとんどの方と同じで答えは一発で分かったけど正式名称が･･･
勉強になりました。

私も後者だと思います

小麦粉だから後者では？
調べてないので確信はないですけどｗ

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コーンクライシスの情報

問題作成日：2007-01-14
解答公開日：2007-07-14
正解率：13%　（正解回数：264　解答回数：1906）

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