問題No.11299 【推理クイズ】橋岡探偵事務局の事件簿〜失踪事件〜

出題者：海流◆[ab82580]

橋岡探偵事務局とは、僕のクラスメートである橋岡愛々が創立した弱小同好会である。
部員は、事実上の会長である橋岡愛々、事実上の副部長である僕、そして、前回の事件(詳しくは｢橋岡探偵事務局の初事件｣を参照)の直後、僕の制止を振り切って入部届けを提出してしまった猪川嘉穂の３人。
猪川の事件以後、｢これで依頼人が続出するはずだねっ！｣と意気込んでいた橋岡だったが、あれ以降、今日に至るまで依頼人は一人もやってきていない。当初は不満を漏らしていた橋岡だったが、１週間も経つと何も言わなくなっていた。
そんな日常。猪川の事件から２週間とちょっとが経過した１月の某日……
事件は唐突に持ち込まれた。
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｢幼馴染の日馬千章(ひばちあき)が失踪したんだ｣
依頼主である一柳亨(いちやなぎりょう)先輩は自己紹介もそこそこにそう切り出した。
一柳先輩、といえば我が校きっての強豪サッカー部のキャプテンで、ちょっとした有名人である。そんな有名人が相手では流石の橋岡も緊張する――かと思いきやそんなことは全く無く、
｢それで、その幼馴染の日馬さんを探してほしいと？｣
バリバリのタメ語だった。余談だが、猪川は一柳先輩に対する橋岡の一挙一動に慌てふためいている。
｢連絡は取れないんですか？｣
僕が尋ねる。
｢いや、取れるには取れるんだが……｣
｢取れるなら居場所聞いちゃえばいいんじゃないの？｣
それができたら苦労しないだろう。
｢聞いたには聞いたんだが……その……妙な返信しか返ってこなかったんだ｣
｢｢妙な返信？｣｣
僕と橋岡の声が被る。
｢あぁ。これなんだが……｣
と言って、一柳先輩は携帯を取り出して少しいじった後、その画面を僕らに向けた。そこにはこんな文が綴られていた。
『堅い木に
歌う言葉は
目に見える』
続いて、
『滝の月
上に向かうは
親切心』
｢川柳……ですね｣
後ろから覗き込んでいた猪川が呟く。
確かに川柳だが……果たして日馬先輩は何処にいるのだろう……？
××××××××××××××××××××××××
果たして日馬千章は何処にいるのでしょうか？川柳の暗号から読み取れる施設名を答えてください。



※　問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実際に存在するものを示すものではありません。

橋岡探偵事務局の事件簿〜失踪事件〜への最新コメント

なるほど！１と２の共通点、ではなかったのか…
２番目のは雰囲気で選んで、なぜその言葉になったか後で気づきました。

お世話になります。。。

雛菊s＞変換は暗号解読の基本ですからね(笑)
案外一つ目の方が簡単なのでしょうか＾＾；

　昨夜からずーっと考えて、やっとわかりました！
川柳を平仮名にしたり、ローマ字に直したりして四苦八苦していたのですが、
全く解けず、しばらくしてからピンと閃きました。
あれこれ悩んだ分、すっきり解けると気持ちが良いです！
ちなみにワタクシは一番目の方からわかりました。

泰葉s＞おめでとうございます！個人的には一つ目のほうが難しいと思ったのですが(笑)

キョンシーs＞そう言っていただけると光栄です！

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橋岡探偵事務局の事件簿〜失踪事件〜の情報

問題作成日：2010-01-29
解答公開日：2010-03-29
正解率：4%　（正解回数：55　解答回数：1364）

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