問題No.9500 【推理クイズ】二つの未来〜新型インフルエンザ編

出題者：泰葉◆[bbe5b03]

サブタイトル「泰葉、中有に迷う　しょの１」◆/y.e./vip　


　会社での会話中タイムリーなネタを思い付いてしまいました。
　もう私には作らずにはいられませんでしたｗ
　出題は皆様及び私のためにも週一回日曜日の深夜過ぎと決めていたのですが、今回その禁を破りますｗ

＊＊＊＊
　
　泰葉は気付くとただ漂っていた。

　昔再放送で見たクリィーミー○ミでピノピ○が『どこにもない。ってことはどこにでもあるってことさ』と言っていたのを思い出していた。（古っ）
　まさに『千の風になって』全ての時間・場所に泰葉自身が存在しているのを感じていた。

　ひとつの光景が見えてきた・・・

　２０ＸＸ年４月、日本は新型インフルエンザの襲来にさらされていた。
　この疫病の罹患率は、最終的に世界人口の８０％を超えるのだが、まだこの時点では最初に発見されたＡ国での感染者が１００名ほど、他の国での患者数合わせてやはり１００名ほどであった。
　そこから、ときの厚労相Ｍ氏の対応により、枝分かれするそれそれのパラレルワールドが泰葉には見てとれるのだった。

　[世界Ａ]
　Ｍ厚労省は、専門家の意見を聞きながら水際対策に終始した。
　同６月、結果、侵入を防ぎきれるわけもなく、国内にはパンデミック一歩手前の状況となっていた。
　学校関係は休校が相次ぎ、工場関係も一時閉鎖が始まっていた。

　[世界Ｂ]
　Ｍ厚労相は、厳しい出入国制限を国会に働きかけて実現した。
　それは正に平成鎖国といっても良いほどのものであった。
　同６月、世界的流行が落ち着く気配がでてきた頃には、勝利宣言ともとれる事態収束宣言を声高らかに宣言した。
　国内患者は一人も出していなかった。

　泰葉は更にその数か月後のそれぞれの世界の顛末をのぞいてみて驚いた。
　[世界Ａ]では、この病の流行前の普通の状態であるのに対し、
　[世界Ｂ]の日本は正に地獄絵図の世界であった。
　都市機能は完全に停止していた。
　町の一角では煙が上がっているのだが、それは沢山の死体を積み上げて焼いているのであった。
　老若男女誰もが死神の刃から免れることはできないと思える世界であった。
　日本以外の国も見てみたのだが、この様な惨状を呈しているのは日本だけであった。

　なぜ？
　ただの観察者である泰葉には全く理由がわからなかった。
　
　さて、ここで問題です。
　この一見理不尽とも思える結果を説明する際に欠かせないキーワードを漢字２文字で答えて下さい。


※　問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実際に存在するものを示すものではありません。

二つの未来〜新型インフルエンザ編への最新コメント

泰葉様が作成なさった問題が、現実味を帯び始めているようでびっくり！！
何とか鎮静化してくれると良いのですが・・・。

皆さん、コメントありがとうございます。

弱気筋さん、少々ミスリードになってしまったでしょうか？
迷探偵さん、単なる可能性の一つです。悪いほうに変異しないことを祈るばかりです。
ＤＤＤさん、そんな高級なものは持ち合わせていませんｗ
爺。さん、ご記帳ありがとうございます。

「1234」

下手に専門知識を考え出して迷ったものの…
判り易いヒントでスッキリ解決の二発でしたｗ

考えさせられました。

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二つの未来〜新型インフルエンザ編の情報

問題作成日：2009-05-19
解答公開日：2009-05-19最終更新日：2011-08-16 22:26:11(更新回数：7)
更新内容：
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2009/05/26 (Tue) 07:26
ヒント追記
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2009/05/22 (Fri) 23:11
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2009/05/19 (Tue) 23:36
難易度上げます！問題文の最後の一行をヒントへ移記。
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2009/05/19 (Tue) 23:32
助詞モレ追記。　簡単すぎた？現在正解率３６％
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2009/05/19 (Tue) 23:10
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2009/05/19 (Tue) 23:06


正解率：15%　（正解回数：283　解答回数：1837）

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