問題No.3333 【推理クイズ】１００年ラジオ

出題者：ニ休◆[8d3e209]

サチコは真っ暗な部屋の中に、静かに座っていました。
サチコはラジオを聴くのが好きでした。

サチコの生活は単調なものでした。
ラジオだけが楽しみだったのです。

３日に一度、細く白い女性の手が、一瞬、扉を開きます。
彼女はいつもラジオの音量を調節していました。

そしてすぐに扉は閉じられてしまうのです。
音量が適切だとサチコが思ったことは一度もありませんでした。

サチコは、不思議に思いました。
白くて大きな木製のラジオは、何かが変でした。

考えれば考えるほど、サチコは奇妙だと思いました。
そのラジオが音楽を鳴らすことは、決してなかったからです。

でもサチコが生まれてからずっと、それは繰り返されていました。
とりとめもないつぶやきと、変な叫び声が聞こえるだけ。

ある日、３日たっても、扉が開きませんでした。
なぜ？　とサチコは思いました。

４日目に扉は、黒い手で開かれました。
ついにサチコは、あっと気づきました。

それがサチコが最後に見たものでした。
サチコがラジオと思っていたものは、ラジオではなかったのです。

ラジオの正体をお答え下さい。
●○○●●●
●：漢字、○：ひらがな

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※　問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実際に存在するものを示すものではありません。

１００年ラジオへの最新コメント

正解率が47％もあるのに･･･全然わからないって悲しい･･･(;_;)

ヒントを頼りになんとか正解です。

二度目で正解です。
私もヒントで解りました。
想像心をかきたてられました。
良い問題だと思います。

二度目で正解です。
私もヒントで解りました。
想像心をかきたてられました。
良い問題だと思います。

ヒントを見てなんとか正解できました　(´ー｀)

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１００年ラジオの情報

問題作成日：2007-05-28
解答公開日：2007-11-28最終更新日：2007-05-28 12:25:29(更新回数：1)
更新内容：
--------------------
2007/05/28 (Mon) 12:22


正解率：27%　（正解回数：334　解答回数：1212）

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