問題No.23269 【なぞなぞ】地球のために節電！

出題者：BIMARU◆[206bf34]

ある夏の午後、クヌルプ村のペンション。
窓を開けてみても暑い空気だけが出入りし、扇風機の風も効果がなかった。 体感温度は40度を超える猛暑の中、地球を守るために節電するペンションがあったが…

「あ、暑い暑い。 どうしてこの世には太陽というのが存在するの？ 余計に熱いだけじゃん。そういえば北極の氷河が溶けるのも空に浮かんでいるあの丸のせいだよ。だからスジちゃん、エアコンつけようよ」
ユジンは咆哮するように言った。

「夏は元々こうやって過ごすのよ。 このくらいの暑さには耐えなければならない。 私たち人間の貪欲のせいでどれだけ地球が痛がるのか分からないの？」
「元々こうだって誰が決めたの？」
「そんなのはどうでもいいよ、とにかくお金を節約して一石二鳥じゃん」
「理由は絶対説明できないね」
「お前が何と言おうと私はエアコンはつけないよ。 今も歩く陸地がなくて苦労して泳ぐホッキョクグマたちのために」
「そうですか？じゃあこの中でエアコンを点けてほしいと思う人は手を挙げてください」

ソファーにくたくたになって横になっていたシェフ、エドワードと蒸し暑さで気絶していたカトリーヌがエアコンという音を聞いてやっと手を挙げた。

「そうですね、オーナー。 こんなに熱いペンションにはお客さんも来ないでしょう」
「ス…スジ…お姉さん… あの心臓が…溶けそうです… ブ…物理的に…」

その姿を満足しながら拍手をするユジン、勝ったという口調でスジに話した。

「ほら、みんな冷たい風を望んでる。これで1対3よ。 民主国家で多数決より強いものはない」

その言葉が終わるとしばらく静寂が流れた。 ただ無意味に暑い風を吹きかけている扇風機の強風の音が聞こえるだけだった。 そしてついにスジは口を開いた。

「なんで1対3？」
「なんでって…お前は目がないのか？ あ、そうか。暑さのせいで頭がおかしくなったんだね。新鮮な風に当たりながら頭を冷やしてね」
「いや、いくら考えても1対3じゃない。 生息地が日々侵食されていく北極生命の一票、毎年海水面が上昇して困っている多くの人々の一票、人間の環境破壊を阻止するために欲望を制御し、地球と共生を望む人々の一票、美しい緑林とオゾン層が人間によって破壊された地球の一票！ 5対3…！私の勝利だ！」
「そんな言い方ではきりがない。 娘が涼しくなることを願ううちの母の一票、こんなことしたらどうする？」
「分かった。 こうなった以上公平にクイズで決めよう。 当てたらエアコンつけるよ」
「出して」

「こんにちは。最近だんだん暑くなっていますね。 私は体が毛で覆われていて、もっと熱く感じます。 ニュースを見るとますます氷河が溶けて陸地は減るのに…。 私は泳ぎが得意でもないし、飛ぶこともできなくて不安です。 人々は私が歩く… あるいは走る姿が好きだと思います。 ただかわいいと感じるのかもしれませんが、力強く走るのが私は好きです。 私の体は本当に大きいです。 私は自分なりに凛としていると思いますし、この体重にしてはとても速く動くということを誇りに思っています！ それでも人間が持っている技術力に比べれば限りなく遅いでしょう。 人々が私を臆病だとからかったりしますが、私は気にしません。 私は何でしょうか？」

正解をカタカナで入力してください。



※　問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実際に存在するものを示すものではありません。

地球のために節電！への最新コメント

間違え方ww
正解を当ててくださってありがとうございます。

ロードランナーと回答して間違えました。
なんというか、間違え方を間違えましたｗ
ご期待に沿えず申し訳ないｗ
ﾐｯﾐｯ

コメントありがとうございます。 反応や感想を残してくださる広島の中日ファンさんのような方々のおかげでクイズを続けて作ることができると思います。

こんにちは。2回目の解答で正解しました。
出題者さんの思惑通りの誤答を、最初の解答でしてしまいました。まんまと引っかかってしまいました。
面白い問題でした。

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地球のために節電！の情報

問題作成日：2022-07-16
解答公開日：2022-10-16
正解率：26%　（正解回数：52　解答回数：196）

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