自殺に隠された秘密谷村警部の名推理8

問題No.23164 【推理クイズ】自殺に隠された秘密谷村警部の名推理8

出題者：IQ2の探偵◆[0359ce7]

谷村「転落死か…森浦、被害者の身元は？」
森浦「加納博光さん29歳、サラリーマンで、死亡推定時刻は昨夜23時頃で、警部のおっしゃった通り転落死です」
谷村「ふむ…じゃあまずは飛び降りた場所に行ってみるか、このビルだな」
そして、10階建てのビルの屋上にたどり着いた。
谷村「遺書が靴で押さえてあるな」
警部はその遺書をとって読み上げた。
谷村「まだ若いのは分かっているが、これ以上生きる意味がわからない、さようなら。筆跡鑑定にまわしとけ」
森浦「分かりました」
それから少し時間がたった時、森浦からの報告がはいった。
森浦「警部、遺書の字は被害者のもので間違いないそうです」
谷村「そうか、となると自殺だな…一応被害者の知り合いに話を聞きに行くぞ」
森浦「えぇ、俺もですか？」
谷村「当たり前だろ、念のためだ」
ー被害者の知人、沼田栄作ー
沼田「うーん…あいつが自殺する動機ですか…あいつ、人に心配かけさせたくないからって1人で悩み混んでしまうところがあるので、すいませんが、思い当たりませんね」
谷村「そうですか…では、失礼しました」
沼田「あ、でもあいつ最近変でしたよ。つい一週間前、この部屋で飲もうって誘ったら、近くにいい店があるからそこにしよう、って急に言い出したんですよ。
あいつが外食なんて珍しいなって思ったんですが、関係ないですね、すいません」
谷村「いえいえ、では」
そう言って部屋を後にした。
森浦「にしても良い景色ですね、俺もこんなとこ住んでみたいなー」
谷村「マンションの15階だからな…確かに良い景色だ」
ー被害者の同僚、中崎裕次郎ー
中崎「自殺する動機ですか…そういえば1ヶ月ぐらい前に大事な仕事を失敗してましたね」
谷村「ほう…失敗ですか…」
中崎「あ、それと刑事さん、あいつね、1ヶ月前の飛行機墜落事故の生存者なんですよ」
谷村「あの事故の？そうだったんですか、情報ありがとうございます」
中崎「えぇ、では、私は仕事に戻りますので」
谷村「戻る前に、被害者の机も調べておこう」
森浦「はい、確か2階でしたね」
～～～会社2階～～～
谷村「変なものはないな…」
そんな時、隣の机で仕事をしていた人が話しかけてきた。
佐藤「彼ね、最近変だったんですよ、会社のエレベーターを使わずに階段を使うし、5階より上の階でみたことないし、1ヶ月ぐらい前まで普通だったのに…」
谷村「ほう、そうなんですか」
森浦「警部、そろそろ戻りましょうよ」
谷村「ああ、もう用はないしな」
そうして、会社を出て車に乗った。
森浦「にしても、あの会社のエレベーター良いですね、壁に窓がついてるなんて」
谷村「ああ、そうだな」
そう言う谷村警部は、なにか腑に落ちない顔をしていた。そうこうしているうちに現場に戻ってきた。
谷村「なぁ、森浦、これはあくまで可能性の1つなんだが、彼は自殺じゃないのかもしれない」
森浦「え！？他殺ってことですか？」
谷村「まぁ、聞いてくれ」
【問題】
谷村警部は加納が自殺じゃないと思いました。そう思ったのは、警部が何に気づいたからでしょう？
○○が●●●●●だから
の形で答えて下さい。
○には人の名字、●には3文字以上6文字未満の単語が入ります。
例，谷村が名警部だから

※　問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実際に存在するものを示すものではありません。

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