問題No.2270 【推理クイズ】ドラゴン・スレイヤー!??
出題者:THENOSEMAN◆[a919364]
?の続きです(^^)
【ドラゴン】・・・彼らはあまりに有名だけど、一応紹介するわ。姿は・・・エート・・・まぁ、その【ドラゴン】よ。今現在、広い世界にも100頭いるかいないかって言われている程数の少ない種族なの。 彼らを一頭でも仕留めた者は、どこに行ったって尊敬され、仕事の依頼もあちこちから殺到、モテるし・・・そりゃもう、前途洋々なのよ。そんな訳で、私たち【モンスターズ・スレイヤー】の面々は、誰でも彼らを倒して【ドラゴン・スレイヤー】の称号を得ることを夢見ているのね。
さ、説明はこれくらいで十分ね、さっきから薄暗い洞窟の中を期待に胸を膨らませながら探索してたんだけど、今の角を曲がった所でとうとうお待ちかねの光景に出くわしたわ!
そこには、黄金色に輝く鱗に全身を覆われた巨大な獣が、その体を横たえていたの。
ウッソー!? 【ゴールデン・ドラゴン】!? しかも、眠ってる!? なんてラッキーなの私ってば!
もう、大コーフン。暗闇の中に私の心臓の音だけが響きまくってるじゃない、一瞬、息をするのさえ忘れてたくらいよ。だって、【ゴールデン・ドラゴン】といえば鱗一枚だって、同じ重さの純金の何百倍という値でも買い手がつくって話なんだもの!
ああん、あんまり心臓バクバクしたら、気づいて目を覚ましちゃうじゃない! お願い、治まって・・・!
私は可能な限り小さく小さく深呼吸をして気持ちを落ち着かせると、慎重に回り込みながらソロリソロリと近づいていったわ、何しろ【ゴールデン・ドラゴン】の吐く息は石化ブレス・・・ひと息でも浴びようものなら、たちまち金のハネット像の出来上がりよ。お宝は大好きだけど、自分がお宝になってあげる気はさらさら無いの。
ようやく、ドラゴン族共通の泣き所である眉間を射程距離に捉えた私は、一思いにそこを目掛けて愛用の槍を振り下ろしたわ! うん、確かな手応えあり!
私の脳裏に、大勢の人々に称えられながら、故郷の森まで凱旋する自分の姿が浮かんだ、と思った次の瞬間・・・私は何とも女の子らしい悲鳴をあげていたの。
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※ 問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実際に存在するものを示すものではありません。
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ドラゴン・スレイヤー!??の情報
問題作成日:2007-02-22
解答公開日:2007-08-22
正解率:8% (正解回数:18 解答回数:204)
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