問題No.22624 【推理クイズ】2004応答セヨ
出題者:Toto◆[9a9f896]
2004年9月某日 とあるアトリエ
油性絵の具やニスが鼻を刺す。
僕の目の前にはカラフルでモノトーンな死体が転がっていた。
「ひどいな...」
死体の状況よりも僕は高そうな絵の具に目がいってしまった。
僕はまた飛ばされた。
気がついたら、事件のあったアトリエにいた。
僕は状況の整理を始めた。
彼女のカバンから二つ折りの携帯を取り出した。
僕は芦屋岬(あしやみさき)という20代前半の女性で死んでいる峰大地(みねだいち)の彼女ということになっている。部屋には鍵がかかっていて、彼女が入るまで密室であった。
早速、部屋の中を探し始める。といっても部屋にはハンガーラック、小さなテーブル、ノートパソコン、倒れたイーゼル、カレンダーしかないので得られた情報は少なかった。
いつもより苦戦を強いられ、焦りが募る。テーブルの上に置かれた5032円に注目した。何かのメッセージと考えたもののひらめかない。ただ時間が過ぎる。ふと女の嘲笑を見た。
壊したテーブルを片付ける。
(♪〜ジョーズのテーマ 着メロ)
僕は男のボーダフォンを見つけ、関係者を探した。事件前夜にミキという人物から着信があった。最後に電話したのは恐らくこの人だろう。
僕は推理をまとめた。
犯人はミキという岬とは別の彼女である。動機は二股がバレたことによる喧嘩の果て。死体と現場の状況から壮絶なバトルが繰り広げられたと考えられる。痴話喧嘩の痕跡を消すために絵の具を使って死体を奇抜に演出して猟奇犯の仕業に見せかけて外部犯に捜査の目を向けさせることにした。そう考えれば、密室はすぐ解ける。彼女だから合鍵を持っている可能性は高い。そもそも密室ではなかった。
僕は警察を呼んだ。10分後サイレンが聞こえた。僕は扉を開けた。
すると白い光に包まれ、すぐ暗転した。
「何だこれ?」
いつもと違う流れに戸惑う。
行動どころか思考する隙を与えず、僕はまた男の死体の前にいた。
僕は壊したはずの小さなテーブルに手をつき絶望した。
「どういうことだ!?なんで!?」
問題:僕の推理ミスのポイントを5文字以内で抜き出して指摘せよ。
※ 問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実際に存在するものを示すものではありません。
2004応答セヨへの最新コメント
[218627] (無題)
投稿者::ミュー◆[4731eb7]#[正解者] 投稿日時: 2019-03-06 21:05:16
もっと怖いものを想像していました[218615] (無題)
投稿者::ぱら◆[bb1669b]#[正解者] 投稿日時: 2019-02-27 12:09:43
久しぶりに正解できました。[218613] (無題)
気が付かないものですねぇ
投稿者::なるほど◆[4fbed00]#[正解者] 投稿日時: 2019-02-26 12:57:42
・・・難しかったです・・・[218610] (無題)
投稿者::ぐらっぷる◆[d779a8c]#[正解者] 投稿日時: 2019-02-24 18:21:18
そういえば、そんなこともありましたね[218604] (無題)
投稿者::なお◆[7aa6aff]#[正解者] 投稿日時: 2019-02-22 07:45:49
やっとわかった
2004応答セヨの情報
問題作成日:2019-02-21
解答公開日:2019-03-21最終更新日:2019-02-21 21:55:28(更新回数:1)
更新内容:
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2019/02/21 (Thu) 21:55
正解率:4% (正解回数:56 解答回数:1334)
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