問題No.22529 【推理クイズ】壊滅作戦（Dial N for Murder）

出題者：Toto◆[0a8fa1c]

ミオ（浪川澪）は乱れた呼吸を整え、5つ星ホテルの近くの駅にいた。まもなく起こる爆発から逃れるためだ。

彼女が所属するグループは海洋保全を謳う過激的テロリストたちの集まりである。近頃とある国家の海洋調査に反発し、その国の要人たちを殺害する計画をニューヨークで行う運びとなった。ミオの他にも台湾人のロン、オーストラリア人のニック、フランス人のマリア、ロシア人のナターシャ、アメリカ人のユーリーが参加していた。オランダにいるボスからターゲットの滞在先と計画が送られ3日間かけて準備をして今に至る。

「あとは押すだけ...」

ボタンを押した。

「なんで？なんでよ！？」

何度押しても変わらない風景。さらに不審に思った警察官が近づいてくる。彼女は逃げ出した。

警察官を振り切り、髪を整えると携帯が鳴った。ロンから計画中止とアジトへの帰還が伝えられた。

アジトへ戻ると、メンバーが全員集まっていた。

計画が事前に漏れていて爆破装置が起動しなかった。また、ターゲットたちも別のホテルへ移動していたことがわかった。

金のネックレスの強面ニックは裏切り者がいるのではないかと疑い始める。
Nのペンダントのナターシャは全員が初めて会ったもの同士で、どうやって見つけるんだと言う。
勾玉状のイヤリングのマリアがとにかく逃げてから考えようと提案する。
スーツ姿のユーリーは黙ったまま窓の外を見ている。

ここでメンバーの行動を見てみよう。

ミオ、ニック:今日行われるパーティーのスタッフとして潜り込み、10個の小型爆弾を設置。離れた場所で爆発させる。

ロン:調理補助として料理に睡眠薬を入れる。

マリア、ナターシャ:爆弾の製造。出入り口を一部封鎖。花屋になりすまし爆弾の搬入。

ユーリー:ミオ達と同じく爆弾の設置、その後ホテルのセキュリティーシステムをハッキングし監視カメラで指示出しやロックのシステムなどを操れるようにした。

全員のアリバイは成立しなかった。爆発しなかった理由を確認しようとした際、ミオは追われて起爆装置をどこかに落としてしまった。このことで、ミオが裏切り者の最有力候補となった。

「違う！私は裏切っていない！」

（銃声が響く）


某所

---今朝、〇〇駅近くのアパートで火災が発生しました。火は消し止められましたが、焼け跡から身元不明の死体が5つ発見された模様です。警察は死体は銃殺されたあと火ををつけられたとみて放火殺人事件として犯人の行方を追っています。続いてのニュー...

（テレビが消える）

???「ご苦労。イザベラ。変装での仕事は大変だっただろう。」

イザベラ
「ええ。それよりも、テロリストを名乗っておきながら爆弾の扱い方を知らないなんて笑っちゃいましたが。」

???
「プロを差し向けて正解だったよ。今回の報酬だ。君のおかげで爆弾も全て見つかったし、私たちに歯向かったあのバカなオランダ男の首を取れたよ。あとはこちらで残りを始末するけど、君はしばらく休暇かい？」

イザベラ
「ええ、日本へ。温泉に入りたいので。」

彼女は部屋を出た。

問題:殺し屋イザベラのモノローグを完成させよ。

「私は事前に〇〇を殺してなりすました。作戦の詳細は〇〇に仕込んだ隠しカメラでボス（???）に伝えたの。知識があれば不審に思われたけど、誰も気づかなかったわ。それだけはラッキーね。あとはメンバーをアジトへ戻してジ・エンド。」

いずれも全角カタカナで、答えよ。
（例.ナターシャスニーカー）


※　問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実際に存在するものを示すものではありません。

壊滅作戦（Dial N for Murder）への最新コメント

カッコつけて昔英語で読もうとしていた時の知識が役立ちました。（＾＿＾）

昔勉強したことあるので、すぐわかりました^-^

当たりました

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壊滅作戦（Dial N for Murder）の情報

問題作成日：2018-10-30
解答公開日：2018-12-30
正解率：20%　（正解回数：89　解答回数：435）

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