問題No.2151 【推理クイズ】街灯のない道

出題者：△◆[1da237c]

エー、毎度おなじみ『街灯もない道をライトも点けずに走る車』の問題です。
途中で答えのわかった方もよろしければ最後までお付き合いください。

−ピピ・・・ピピ・・・ピピ・・・
ひなびた町のホテルの一室。真っ暗な部屋にアラームが鳴り響く。
時刻は６月２２日午後１１時。
俺はゆっくりと目を開け、アラームを止めた。
と言っても寝ていたわけではない。緊張して､眠るどころではなかった。
組織の大事な取引のために、相手のボスの指定したこんな僻地のいなか町までやってきたのだ。
取引は１時間後の深夜０時。場所はここからさらに３０キロほど離れた岬の上に建つ古びた洋館だ。
今から出かければ余裕で間に合うはずだ。
俺は、コートを羽織ると､部屋を出て､薄暗い非常階段を降り､駐車場へ向かった。
そこには､昼間のうちにレンタルした車があった。
見た目はオンボロだが､エンジンや足回りはしっかりして､何の問題もないことは昼間のうちに確認済みだ。
俺は､車に乗り込むとキーを差しこみエンジンをかけた。
その時、レンタカー屋のオヤジが最後に言った言葉を思い出した。
「この車､一箇所だけ壊れてるところがあるけど､当面は問題なく使えるはずだから・・・」
俺はふといやな予感がして､ライトを点けてみた。
案の定、ライトは何の反応もしなかった。あのオヤジ､ライトの点かない車を貸しやがった。
目的の洋館までは､街灯も一本もなく､一歩間違えば崖下へまっさかさまな曲がりくねった海岸沿いの道しかない。
今から他の車を手配するわけにもいかず､大事な取引に遅刻するわけにもいかない。俺は仕方なくその車で目的地へ向かうしかなかった。
この取引に失敗すれば命はない。まさに命がけなのだ。冷えた体から汗が吹き出す。
月も星も見えないなか､俺は必死で車を走らせ､４０分後には無事に目的地の洋館にたどり着いた。
さて､いったいなぜこんなことができたのだろうか?

では、キーワードを漢字２文字でお答えください。



※　問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実際に存在するものを示すものではありません。

街灯のない道への最新コメント

正解まで三回かかりましたが・・・・なんだかロマンティック！

やったぁ!一発でしたー(＾ω＾)

一発逃した〜〜
時○とか隣の国名とか入れてた〜〜
隣の大陸のでっかい国が東部の時間だけと知ってるだけに……

一読目は気付きませんでしたが
読み直すと情景が浮かんできました。

みみ男さん、ｎａｎａさん、とこきちさん、たまさん、コメントありがとうございます。皆さんのお誉めの言葉はとてもうれしいです。

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街灯のない道の情報

問題作成日：2007-02-08
解答公開日：2007-08-08
正解率：23%　（正解回数：880　解答回数：3762）

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