問題No.20985 【推理クイズ】古伝降霊術 百物語
出題者:涙そうそう◆[ea6161c]
百物語とは夜、数人が集まって順番に怪談を語り合う遊び。
蝋燭を100本立てておいて、1話終わるごとに1本ずつ消していき、
100番目が終わって真っ暗になったとき、化け物が現れるとされたもの。
*****
たそがれ時を期し
おばあちゃんの部屋に家族全員が集まっていた。
部屋の明かりは消され
そこには、すでに火を灯した100本の蝋燭が用意されていた。
そして、おもむろに、おばあちゃんは怪談話を始める。
「とある小学生が、下校途中、赤いコートを着た女に声をかけられた。
ねえ、わたしキレイ?
女はマスクをかけているものの、そこそこの美人のようだったので、小学生は、
「うん、おねえさん、キレイだよ」
と言った。すると女はいきなり自分のマスクをはいで
これでもかー!!
と叫んだ。女の口は耳元まで裂けており、コートの中から鎌を取り出し、襲い掛かってきた。
小学生は、恐怖のあまり逃げ出したが、女の追いかけてくるスピードはすさまじくあっという間に追いつかれてしまった。
そして小学生を羽交い絞めにし、おびえる小学生の口へ鎌を入れ、耳元まで引き裂いたという。」
1話終わると、おばあちゃんは蝋燭の火を吹き消す。
僕は恐怖に震え上がっていた。
永遠とも思える時の中で
おばあちゃんの怪談話は続き、次々と蝋燭の火が吹き消されていった。
火が消えるたびに部屋も暗くなっていった。
このままでは丑三つ時になってしまう。
僕の恐怖は限界に達しようとしていた。
*****
「ある男子学生が帰り道を歩いていた。
ふと前を見ると数十メートルほど先の電柱の影に女が立っている。
待ち合わせだろうか?
彼はだんだんと近づくにつれてその女性が美人だということがわかった。
女性はこっちをみて微笑んだ。
学生もついうれしくなって微笑みかえした。
しかし次の瞬間、笑顔は完全に凍りついた。
電柱から体を出した女性の下半身はなかったのだ。
テケテケテケテケテケ・・・
そして、ひじを使って彼のほうにすごいスピードでやってきた。」
ふうっと、おばあちゃんが100本目の蝋燭の火を吹き消した。
その瞬間、部屋が真っ暗になった。
つぎの瞬間…!
【問題】
この話を説明する上で重要になるキーワードをお答えください。
漢字です。
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※ 問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実際に存在するものを示すものではありません。
古伝降霊術 百物語への最新コメント
[214846] てか…
投稿者::カミン◆[cc22865]#[正解者] 投稿日時: 2015-02-05 17:59:39
家族何人なんだろ…[214845] ああ…
初めと最後の話をおばあちゃんが担当してるのは…?順番って?
今回は例外でおばあちゃんが読みまくったんでしょうか…
もしかしたら…って考えてました…orz. 長々としかもおんなじコメントしてすみません。
投稿者::カミン◆[cc22865]#[正解者] 投稿日時: 2015-02-05 17:48:48
ヒント見ないととてもわかんないですよ…[214844] ああ…
一発で出来た人は凄いwただ同じ意味で答えになり得るものがあるような…
投稿者::カミン◆[cc22865]#[正解者] 投稿日時: 2015-02-05 17:47:15
ヒント見ないととてもわかんないですよ…[214539] (無題)
一発で出来た人は凄いwただ同じ意味で答えになり得るものがあるような…
投稿者::にゃん◆[c2a5ec3]#[正解者] 投稿日時: 2014-11-14 23:44:34
ヒントでわかりました。[214531] (無題)
投稿者::清玄◆[9092f02]#[正解者] 投稿日時: 2014-11-04 03:27:00
二回目でクリア。
ありがとうございました。
古伝降霊術 百物語の情報
問題作成日:2014-10-31
解答公開日:2015-04-30
正解率:19% (正解回数:197 解答回数:1003)
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