問題No.1710 【推理クイズ】ひねくれ者の遺言
出題者:ドッポ◆[9c044cc]
手塚探偵事務所には、依頼人、横内藍が訪れていた。
藍「・・・父は莫大な遺産をもっていました。遺言にその中でも一番高価な世界最大級のダイヤモンド、別名『創造主の汗』を家に隠したという事が書かれていて、そのダイヤモンドの隠し場所が暗号形式になっているんです・・」
探偵「明日、お伺いします。」
藍は、探偵事務所を後にした。
翌日、手塚探偵達は家に招き入れられた。
藍「こちらが、父の遺言です。」
探偵「なになに・・・書いてあるじゃないですか。書庫にあるって。」
藍「ええ。書庫にあることにはあるんですが・・・蔵書が、100万冊あるんです。」
助手「その中の1つに、その『創造主の涙』が?」
藍「『創造主の汗』です。それが、その本の中の1つに入ってるんです・・・」
探偵「で、ここにある、分からなかったら、赤い箱を開けなさいというのは・・・?」
藍「赤い箱は金庫に入っていました。開けてみた所、英語で書かれた本が入っていてその間にこの紙が・・・。」
探偵「見せて下さい。」
探偵は、紙を見た。そこにはこう書いてあった。
我の宝、次に書く作家の中にあり。
ミス、サイコロ、妹、言う、もう一度、ロックミュージック、プログラム、知る。
追伸・五角の角の心を忘れるな。
探偵「なるほど、なるほど・・・」
藍「で、遺言に父が好きな作家の本に入れたと書いてありました。そこで、私が絞ってみたのですが・・・この中の作家のだれかの作品に『創造主の汗』が入っているんです。その中で探すのは無理です。同じ本が多いのですが、それらだけで50万冊を越えているんです。」
助手「でも、削ったところで調べなければいけないことには変わりがないでしょう。」
藍「人件費・時間が五分の一ですよ。かなりの差です。」
探偵「つまり彼女は、簡単に宝石を発見したいのだよ。それと、あなたのお父さんは、ひねくれ者だったねぇ。」
藍「え?どうして知っているんですか?」
探偵「昔、知り合いだったんだ。」
藍「そうなんですか。そういえば、ひねくれ者の父はよく料理にいらない材料を入れたりしていました。あ、リストはこれです。」
助手「では、ここで問題です。今から挙げる作家の中で、藍さんのお父さんが宝石を隠した本の作者は誰でしょう?
三島由紀夫
太宰治
横溝正史
与謝野晶子
芥川龍之介
解答形式は、
紙の謎を解くと、○○○だから、○○○の本の中。
(人名は、フルネームででお願いします。○の数と、文字数は同じではありません。)
※ 問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実際に存在するものを示すものではありません。
ひねくれ者の遺言への最新コメント
[13468] (無題)
投稿者::ドッポ◆[edc50b5] 投稿日時: 2006-12-28 11:50:54
正解おめでとうございます。[13459] (無題)
キーポイントを言わせて頂きますと、
「五角の角」「英語の本」「いらない言葉が数個ある。」
です。
投稿者::ガチャ◆[08811e7]#[正解者] 投稿日時: 2006-12-28 01:29:53
うわー、やっと解けました![13332] (無題)
確かに色々な部分を見逃せないですね…
お見事な問題でした
投稿者::ドライもん◆[eceb25d]#[正解者] 投稿日時: 2006-12-24 23:10:40
初めまして。[13045] (無題)
3日ほど考えてクリアしました!
投稿者::ドッポ◆[9c044cc] 投稿日時: 2006-12-18 21:04:29
字数制限に苦しんで、だいぶ削りました。
わかりにくくなってしまっているかもしれませんが、我慢して下さい。
ひねくれ者の遺言の情報
問題作成日:2006-12-28
解答公開日:2007-06-28
正解率:3% (正解回数:59 解答回数:1591)
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