問題No.17027 【推理クイズ】探偵気取りの素人8
出題者:Σ◆[cea4d80]
久しぶりの投稿です。
長いごと、間をおいてすみませんでした…。
早速、前回の続きからいきます。
私は車で移動中に眠りに落ちた
その時に見た夢が、いつもとは違い自分の記憶を辿るようなものだった。
…元々、私の実家は駅の近所にあり二年間、その場所に住んでいたことがある。
だが突然、父親の転勤が決まってことで引っ越した先が今、私が家族と住んでいる家である。
夢の内容は私が高校三年生での出来事であった。
その日もいつも通り、通学でバスの停留所でベンチに座って読書をしていた。
待っている間、ひたすら本に視界を集中させることが今でも日課のようになっている。
それから暫くして、読書をしていうちについ付箋を落としてしまった。
風が少し強めで吹き飛ばされると思っていたが、隣にいた人がとってくれたおかげでそうなることは防げた。
お礼を言うため、相手の顔を見ると…女子高生だった。
制服は私と同じ学校のもので、一見すると優等生のようにも見えた。
とりあえず、私は彼女にお礼をした。
「あ、ありがとう。」
「…どういたしまして。」
彼女は微笑んで言った。
そして、数分してから待っていたバスが到着した。急いでバスに乗り、いつもの席に乗り
それからは……
……中川さん!、起きてください!
そう言われて、目を開けると同伴していた警官の一人が目の前にいた。ふいに腕時計を見ると出発してから一時間以上経過していた。
寝ぼけている私を差し置いて、警官が話しかけてきた。
「さきほどまで駅周辺で聞き込みをしたのですが、
奥様を見かけたという方がおられました。」
「それは、確かなんですか?」
「写真を見せても間違いないとおっしゃっていたので、おそらく…。」
「…そうですか。」
「あと目撃された方が言うには、奥様らしき人物は一時間ほど駅の入り口付近にい続けた後、がっくりした様子でその場を後にしたそうです。」
それが、ほんとうだとしたら妻は初恋の人に会いに駅で待ち合わせしていたことになる。律儀な妻からはそんなことは予想だにもしていなかった。
そういえば、妻は約束事を破られるのも大嫌いだったな。そんなことがあった時は激怒して、口もきいてもらえなかったのを覚えている。
余談はさておき、私は続けざまに聞いた。
「娘の事とかは?」
「もうひとりの警官が聞き込みをしていますが、まだ何もわかっておりません。もう一度、私も聞き込みに行ってまいります。」
「お願いします。」
「では、失礼します。」
警官は駅の方へ颯爽と走って行った。
そのまま、私はその場に取り残され、一人になった。
ポケットに手を突っ込み、寒さをしのぐ。
ポケットの中に何かあった。
封筒のようなものだ。
そうだ、来る前に例の手紙を入れていたんだった。
私は手紙を眺めた。それを何分間か続けた。
すると不可解な点があるのに気が付いた。
問)私が不可解な点と思ったことを答えてください。
答えは前に載せた[探偵気どりの素人7]から一行まるごと抜き出してください。ただし、[。]は含みません。
※ 問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実際に存在するものを示すものではありません。
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探偵気取りの素人8の情報
問題作成日:2012-02-22
解答公開日:2012-06-22
正解率:1% (正解回数:14 解答回数:803)
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