問題No.16286 【推理クイズ】αによるβ 著者の自宅から発見
出題者:α◆[749dde6]
次の文章は、ある作の冒頭文である。因みにこの著者は、二十世紀の内に病没している。
「品川駅から発車した電車は、停まることなく次の駅を目指した。三番車両のドアの横で、私は一人たたずんでいた。満員電車のはずが、何故か私の付近だけぽつりと空欄を残して、電車は進んでいた。「間もなく…」という車内放送がはいったところで、私は重大な発見をした。ふと顔を上げると、自分と丁度反対のドアが開いており、外の景色を見せていた。はっとして、体をそちらに向けた途端に、その景色は黒い闇に変わった。なんということだろう。電車は止まることなく走っており、窓の景色は後ろへと去ってゆく。にも関わらずドアの向こうの闇は、微動だにせずそこにあった。革鞄を握る手に汗が広がった。」
※ 問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実際に存在するものを示すものではありません。
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αによるβ 著者の自宅から発見の情報
問題作成日:2011-09-03
解答公開日:2012-03-03最終更新日:2011-09-04 13:12:42(更新回数:1)
更新内容:
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2011/09/04 (Sun) 13:11
問題の文章の誤字修正しました。
正解率:0% (正解回数:4 解答回数:1199)
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