問題No.10940 【推理クイズ】十枚舌ゲーム1
出題者：にまいした◆[20a3ded]
男は悠長に話し始めた。
佐伯
今晩は、皆様。十枚舌ゲームへようこそ。私、ディーラーを務めさせて頂きます、佐伯と申します。
以下、佐伯の話の要約。
・十枚舌ゲームとは、参加者五人に嘘を付き合わせるゲームである。
・参加者は、佐藤、馬渕、江川、光浦の四名。
・参加者は五人の予定だったが、一人急遽辞退。代理が立たなかったので、予定を変更する。
・ゲームの概要。今回のゲームは詐称ゲーム。参加者にはそれぞれオーナー側の用意した偽りの身分、立場を演じてもらう。但し、中に一人だけ偽りの身分を与えられていないプレイヤーがいる(これをターゲットと呼ぶこととする)。それぞれのプレイヤーはターゲットを探し、あるいはターゲットだとバレないようにするのがこのゲームである。
・つまり場の四人、は全員偽りの人、二枚舌。プラス真実しか話さない佐伯と使用人のジョゼの舌二枚、合わせて十枚舌となる。
以上、佐伯の説明。
佐伯 では皆様、解答権はたったの一度でございます。あなた方の中に潜む大嘘つきを見つけ出し、私に耳打ちすることが出来れば、晴れて賞金獲得であります。逆に見切られ無ければその方に賞金を。さて、制限時間はたっぷり三時間。どうぞごゆるりとお過ごし下さい。
佐藤は内心の焦りを他のプレイヤーに見せぬように小さく息をついた。
事前に佐伯が佐藤の控え室を訪れ、一つの事柄のみを伝えていった。
その意味が、先の説明でやっと理解できた。
「貴方がこのゲームのターゲットです」
ターゲットなんて単語を使うから、物騒な目に合うのではないかと心配したが、どうやらそこは安心して大丈夫らしい。
自分も偽りの身分を与えられているかのように、かつわざと臭くないように振舞えば賞金が貰える。
だが、あてずっぽで当てられるかもしれない。
うまく他人に濡れ衣を被せ無ければ、、、
だんまりしてると怪しまれる。
佐藤は席を立ち、他のプレイヤーと言葉を交わすことにした。
2につづく。
※2の更新が遅れる場合があります。ご了承ください。
※ 問題中に使用されている人名、地域名、会社名、組織名、製品名、イベントなどは架空のものであり、実際に存在するものを示すものではありません。
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十枚舌ゲーム1の情報
問題作成日：2009-11-25
解答公開日：2009-12-25最終更新日：2009-11-25 03:43:06(更新回数：2)
更新内容：
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2009/11/25 (Wed) 03:30
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2009/11/25 (Wed) 00:55
ヒント修正。
問題文修正(内容に変化なし)
正解率：42% （正解回数：234 解答回数：552）
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